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2018年8月13日 (月)

原価計算論の直課と配賦高校数学の1対1対応

原価計算論の直課と配賦高校数学の1対1対応
今月は、小説を十冊以上、読破する予定を立てていたところ、お盆前に達成。
今年のお盆休みは、専門書をつらつらと読んで過ごすことにしました。
ところで、次の書籍を「読んで」いるとき、ふと疑問に思ったこと。
チャート式数学?数研出版Amazonアソシエイト
上掲書181ページに次の記述があります。
【資料1】チャート式数学?181ページ例えば、1次関数 \(\displaystyle \large y=ax+b \) \(\displaystyle \large (a \neq 0) \) は1対1の関数であるから、逆関数は必ず存在する。
上記にある「1対1」は、よくわかるのですが──。
他のページを繰ってみたところ、「1対多」や「多対1」の説明がない。
なるほど、高校数学では「1対1」は学ぶが、「1対多」や「多対1」は省略するようです。
次の拙著78ページから79ページにかけて、原価計算論の基本用語である「直課(賦課)」と「配賦」の概念を説明しました。
決定版ほんとうにわかる管理会計&戦略会計高田 直芳〔PHP研究所〕Amazonアソシエイト
上掲書78ページ〔図表2-9〕では「多対1」が直課(賦課)であり、次の79ページ〔図表2-10〕では「1対多」が配賦であることを図解しました。
こうした関係が、予定原価や標準原価を構成します。
【資料2:関連記事】予定原価や標準原価に隠された「重大な瑕疵」に気づかぬ上場3千社
予定原価計算や標準原価計算は破綻するのか、しないのか
高校数学で「多対1」や「1対多」を学ばないとなると、社会人になってから苦労するよ。
次の関連記事で示唆したように「善意の粉飾決算」が横行しそうな予感がします。
【資料3:関連記事】原価データを粉飾する上場メーカーが存在する
参考までに紹介しておくと、上掲赤チャート189ページに掲載されている図は、上掲拙著78ページ〔図表2-9〕上段にある「1対1」の図に対応しています。
こうした関係を「写像」といいます。
次の関連記事を参照のこと。
【資料4:関連記事】原価差額を理解せずにコスト削減に取り組む企業の愚かさ
工事進行基準と工事完成基準は粉飾決算の巣窟なり
原価差額の異常値を隠蔽する企業が相当数あるという仮説

制作著作 高 田 直 芳税理士 公認会計士
自己紹介 経歴

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